近年の人口減少や節水型社会を背景とした水需要の低迷による給水収益の減少、施設の老朽化に伴う更新需要の増加など、本市においても水道事業を取り巻く環境はますます厳しさを増してきております。
平成27年度に登米市施設更新計画策定委員会を設置し、既存施設の更新計画や再配置計画等について検討を行い、安全で安心な水道水を安定的に供給していくため、更新計画の方向性を定めた水道施設の管理計画である「登米市水道事業施設更新計画」を平成30年2月に策定しました。
この経緯を踏まえ、保呂羽浄水場再構築事業の実施に向けて、将来の水需要の予測及び、水需要予測により可能となる施設統廃合を含めたダウンサイジングについて検討を行い、保呂羽浄水場再構築事業における計画浄水量の決定や保呂羽浄水場再構築事業完了後を見据えた水道施設統廃合計画を策定、実施することにより、人口減少社会における持続可能な事業運営に資するものです。
なお、事業実施にあたっては、人口や水需要の動向等社会情勢を勘案し、適正な規模での施設整備となるよう見直しを含めた検討を行うこととします。
登米市水道事業施設統廃合計画(令和4年6月策定)【PDF版】
登米市上下水道部 〒987-0702 宮城県登米市登米町寺池目子待井381番地1