平成17年、登米地方9町の合併によって登米市水道事業を創設しました。創設水道事業認可は、既存の水道事業(登米地方広域水道事業、東和町水道事業、石越町水道事業)の既認可値を単純に足し合わせたものでありました。この認可値が実状にそぐわないところがあること、また津山町の横山簡易水道事業はそのまま登米市に引き継いだことから「1市1水道」を目指し、基本計画を策定し水道事業認可の変更をすすめてきました。
この結果、平成19年度より「事業の譲受け」(簡易水道事業の統合)「軽微な変更」(給水区域の拡張)を行い、平成20年度及び22年度には東和町内の各浄水場について紫外線処理や膜ろ過処理などを導入するため「浄水方法の変更」に関する認可、平成26年には東和町合ノ木・大綱木両地区の簡易給水施設の統合による「取水地点の変更」、保呂羽・石越各浄水場に粉末活性炭処理を導入するため「浄水方法の変更」に関する認可を行いました。変更の概要は、次の表のとおりです。
名称 | 給水区域 | 計画給水人口 | 計画一人一日最大給水量 | 変更内容 |
適用年月日 |
計画目標年度 |
---|---|---|---|---|---|---|
創設認可 |
登米市迫町、 登米町、中 田町、豊里 町、米山町 、南方町の 全域と東和 町、石越町、 津山町の 一部 |
97,601人 |
35,862㎥/日 |
合併に伴う創設事業 |
平成19年4月1日 |
平成25年度 |
変更認可届 |
石越町駅前地 区、東和町山 沢・余玉を除 く登米市全域 と涌谷町小里 の一部 |
88,770人 |
36,700㎥/日 |
登米市簡易水道事業の 統合・給水区域の拡張 |
平成19年4月1日 |
平成28年度 |
変更認可申請 |
同上 |
同上 |
同上 |
米谷水系・米川水系浄水 場へ紫外線処理を導入 |
平成20年4月1日 |
平成28年度 |
変更認可届 | 同上 | 同上 |
同上 |
錦織水系浄水場へ 膜ろ過処理を導入 |
平成22年11月26日 |
同上 |
変更認可申請 | 同上 |
81,340人 |
34,090㎥/日 |
合ノ木・大綱木簡易 給水施設の統合、 保呂羽・石越浄水場へ 活性炭処理を導入 |
平成27年4月1日 |
平成35年度 |
登米市上下水道部 〒987-0702 宮城県登米市登米町寺池目子待井381番地1