1月6日午後4時40分頃、宮城県環境生活部から水質情報があり、その内容は、午前11時30分頃、岩手県環境生活部から、シオノギファーマ(株)金ヶ崎工場(金ヶ崎町西根森山7番地)から最大で10トンのジクロロメタンが流出した可能性があるとの情報がありました。敷地外に流失した場合、雨水が流れ込む宿内川又は事業場排水が流れ込む渋川を経由して北上川に流れ込む可能性があります。現場の状況については、岩手県県南広域振興局保健福祉環境部が調査中です。渋川と北上川の合流地点及び北上川金ヶ崎橋地点の水質については岩手県河川国道事務所で調査分析中との情報がありました。
登米市上下水道部では独自調査として北上川の原水と保呂羽浄水場の浄水、市内6地点の給水栓水の水質試験の結果、異状は認められませんでした。
1月7日午後3時に国土交通省東北地方整備局岩手県河川国道事務所では、国土交通省・岩手県及び宮城県内の水道事業者が実施したすべての水質調査結果で、環境基準値(0.02mg/ℓ)以下であることが確認できたことから、「警戒体制」を解除いたしました。また、岩手県では、モニタリング計画を策定し、当分の間、水質の調査分析を実施する予定としております。
登米市上下水道部としても当分の間、監視を強化することとしています。
(連絡先)上下水道部 水道施設課 TEL:0220-52-3312
登米市上下水道部 〒987-0702 宮城県登米市登米町寺池目子待井381番地1