放射線測定結果20120327
平成24年3月27日、28日に採取した登米市水道事業所浄水場の浄水（水道水）について、
国立大学法人 東北大学に委託し放射能測定を行いました。
その結果、放射性物質は検出されませんでした。
登米市では、今後も継続的に測定を行うことにしています。
- 水道水の採取／
平成24年3月27日（錦織水系、大萱沢浄水場）
平成24年3月28日（保呂羽、石越浄水場） - 測定日／3月29日
- 測定分析機関／国立大学法人 東北大学
- 採水場所と測定結果／次のとおりです
放射性ヨウ素
| 水道水の採取場所 | 放射性ヨウ素 （Ｉ-131） |
食品衛生法に基づく 乳児の飲用に関する 暫定的な指標値 |
原子力安全委員会が定めた 飲食物摂取制限に関する 指標値 |
|---|---|---|---|
| 保呂羽浄水場 出口 | 不検出（0.7未満） | 100 | 300 |
| 石越浄水場 出口 | 不検出（0.7未満） | ||
| 錦織水系浄水場 出口 | 不検出（0.6未満） | ||
| 大萱沢浄水場 出口 | 不検出（0.8未満） |
放射性セシウム
| 水道水の採取場所 | 放射性セシウム （Cs134） |
放射性セシウム （Cs137） |
原子力安全委員会が定めた 飲食物摂取制限に関する 指標値 |
|---|---|---|---|
| 保呂羽浄水場 出口 | 不検出（0.7未満） | 不検出（0.7未満） | 200 |
| 石越浄水場 出口 | 不検出（0.7未満） | 不検出（0.7未満） | |
| 錦織水系浄水場 出口 | 不検出（0.6未満） | 不検出（0.6未満） | |
| 大萱沢浄水場 出口 | 不検出（0.8未満） | 不検出（0.8未満） |
- 「不検出」とは、放射性物質の濃度が検出できる最小値未満の状態を表し、
測定値横の（）内の値はその測定で検出できる最小値（検出下限値といいます）を示しています。 - 放射能の特性として同じ機器で測定しても、検体ごとに検出下限値は変わります。
- たとえば、「保呂羽浄水場出口・不検出（0.7未満）」とあるのは、「保呂羽浄水場出口水の測定において、
検出できる最小値が水1㎏あたり0.7Bqで、この水の放射性物質濃度は1㎏あたり0.7Bq未満です」
ということを意味します。 -
平成24年4月1日から飲料水の放射性物質の新基準値である放射性セシウム（セシウム134及び137の合計）10Bq/kgが水道水中放射性物質の新たな目標値に設定されました。