平成24年5月29日に採取した登米市水道事業所浄水場の浄水(水道水)について、
国立大学法人 東北大学に委託し放射能測定を行いました。
その結果、放射性物質は検出されませんでした。
登米市では、今後も継続的に測定を行うことにしています。
- 水道水の採取及び測定年月日/平成24年5月29日
- 測定分析機関/国立大学法人 東北大学
- 測定分析機関からの測定結果報告日/平成24年6月4日
- 採水場所と測定結果/次のとおりです
放射性セシウム (単位:Bq/kg)
水道水の採取場所 |
放射性セシウム (Cs134) |
放射性セシウム (Cs137) |
厚生労働省が定めた
水道水の管理目標値
平成24年4月1日から適用
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保呂羽浄水場 出口 |
不検出(0.6未満) |
不検出(0.6未満) |
10
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石越浄水場 出口 |
不検出(0.6未満) |
不検出(0.6未満) |
錦織水系浄水場 出口 |
不検出(0.8未満) |
不検出(0.8未満) |
大萱沢浄水場 出口 |
不検出(0.7未満) |
不検出(0.7未満) |
- 「不検出」とは、放射性物質の濃度が検出できる最小値未満の状態を表し、
測定値横の()内の値はその測定で検出できる最小値(検出下限値といいます)を示しています。
- 放射能の特性として同じ機器で測定しても、検体ごとに検出下限値は変わります。
- たとえば、「保呂羽浄水場出口・不検出(0.7未満)」とあるのは、「保呂羽浄水場出口水の測定において、
検出できる最小値が水1㎏あたり0.7Bqで、この水の放射性物質濃度は1㎏あたり0.7Bq未満です」
ということを意味します。
- 水道水の管理目標値
平成24 年4 月から、食品衛生法の規定に基づく飲料水の基準値が10Bq/kg に設定されました。
それに伴い、厚生労働省では水道水中の放射性セシウムの管理目標値を10Bq/kg と設定しました。
なお、放射性ヨウ素については、半減期が短く周辺環境においても検出されていないため設定されていません。